ドイツ(ベルリン・ドレスデン)・チェコ(プラハ) 2005.05.26-06.04

[dirのライブに行く] 2005.05.28

荷物移動

「あー、野菜食べたい!」とは思いつつ、昨日と同じメニューが、今日は全く不味く感じない。
馴れた、のか!?
とりあえず今日は、ソーセージが糸引いてなかったしな。

スムーズにチェックアウト。

今日はライブが有るので、ジェネレーターホテルをチェックアウトしたら、会場に行く前に今晩泊まるHarbst Hotel Berlin(読めないよ、ハーブスト?)に荷物を預けて来なければならない。
もう交通路はいいや、書いててめんどくさい。読む人もきっとめんどくさい。


ホテルの有るナントカシュパンダウ(Rathaus Spandaw)周辺は、可愛らしい街並みだった。
黄色やエメラルド色の建物が軒を連ねている。治安は物凄く良さそうだ。

さて、ホテルのおじさんに、
「今晩は、かくかくしかじかです。  地下鉄が22時までなので、帰れるか帰れないか解らないですが、
 もしも帰ってこなくても夫と一緒なので、心配しないでください。
 そして、明日の朝のチェックアウト時間までには、必ず戻ってくると約束しますし、お金は勿論払います。
 あと少ししたら、夫の働いているライブ会場に向かわなければなら無いので、
 部屋に入る前ですが、荷物だけ預かって欲しいです」

これだけを伝えるのに、15分かかる。
日本なら3分だ。
しかし、相手も根気良く聞いてくれて伝わり、ホッとする。

更に、まだチェックインよりだいぶ早いのに、部屋のクリーニングを済ませてくれて、部屋に通してくれた。
更に更に、荷物を運んでもらったので、チップを差し上げようとしたら、
「ありがとうございます、その分は部屋のクリーニングの若い女性にあげてください」と、あくまでユーモラスに遠慮する。

ありがたかった。


部屋が可愛い!


シャワーを浴びて、お昼を買いに行く。
この街の雰囲気は、Penで撮ったら可愛いかなと思って撮影しまくった。
しかし、巻く時に軸が壊れ、フィルムが感光して死んでしまった。ショック!


チキン大好き。


セルフのレンズですら、緊張するわたくし。



Dir en grey Live in Columbiahalle


東京で指定された、ベルリンのコロムビアハッレ(コンサートホール)で夫と待ち合わせを図る。
「アルタで6時ね」みたいなノリで言われていたことに、その場になってから困惑を覚えた。
しかし、見事合流を果たす。

スタッフさんやメンバーの方々にご挨拶し、ドイツまで来る夫ストーキングぶりを呆れられる。

合流前、3時間ほど(3時間も待たせるな!)外で待っていたら、ゴスパンクな人がぞろぞろと。

 
 
写真を撮らせてもらっていたのは、開場2時間以上前なので、どちらかと言うと音やメンバーさんのコアなファンと思われる。
(どうもこちらでは、ライブ前に集まって、写真を撮り合ったりする習慣は殆ど無いようだ)
みんなリハーサル中の会場から漏れてくる音に、耳を傾けていた。

ちょっと面白かったのは、知ってか知らずか、日本語で他のヴィジュアルバンド名の書かれたTシャツを着ていた人が結構居たことだ。

後から集まってきた人のほうが、ファッション重視型。驚くほどキマってる人多数。
撮る余力無くて無念(本日も30度以上)。

私は普通の格好なのだが、アーティストと同じ国籍なので、写真を撮られたりした。どきどき。


ライブは1時間遅れでスタート。
異常気象の暑さと、ライブの熱さで、前のほうの人が30人ほどバッタバタ倒れ、警備員にカブのように抜かれて行った。

dirの音にして、クネクネとモリケンダンス(※1)を踊っているKIKAのようなゴス女性が居て、不思議に格好良かった。
勿論ステージも格好良かった。しかし、ドイツ人のほうが大体背が高いので、あまり見えなかった。
お客さんは、3500人も居たらしい。凄いなあ。
ライブ中断するも、再開。何とか無事(?)終了。


終了後も熱気が・・・。

22時ごろ終わって、裏手で涼んで夫を待っていたら、警備員に「もう終わったんだよ!とっとと帰りな!」と言われ、殴りかかりそうになる。

私だってとっとと帰りたいわよ!
今日の合計待ち時間どれくらいだと思ってんのよ!
夫とと合流まで灼熱の中3時間(勝手に早く来た)、開演がサウナ状態の中1時間以上も遅れ、そして今よ!

いつもなら心で叫ぶだけで「すみません」と謝るが、さすがにムカムカして謝らず「出口はどっちですか?」と言った(弱)!

程なくして出て来た夫に、「もうちょっとここで待ってて」と言い去られ、更に30分待つ。
車で夫の泊まっているホテルへ移動。

ロビーでお茶を飲む。お疲れ様。
ちゅーでもしたかったが、相部屋らしく入れてもらえなかった。

もう午前2時だったので、「始発を待つ!」と言ったら、
「危ないからタクシーで帰りなさい」と言われ、瞬く間にタクシーを呼ばれ、乗せられた。

※1 モリケンダンス
元ソフトバレエ(ユニット名)の森岡賢さんが、ライブなどで踊っていた独特の振り付け。
縦ノリでも横ノリでもなく(やや横)、手を優雅に使ってクネクネと踊る。

[戻る]