2004.08.01-15

08.01 朝と昼と夜

朝。 初胃カメラに挑戦。 口に液体麻酔を含まされて、待つ。 隣の部屋で、前の患者さんが、滅茶苦茶オエオエ言ってる。 技師の先生は、「ハイ大きく息吸って〜吐いて〜」を繰り返すのみ。 非情だ。 壁を見ると胃カメラについてのポスターが張ってある。 やたら「リラックスしましょう」と書いてあるのが怖い。 間も無く呼ばれて入る。 寝かされて、胃カメラ登場。 「嘘吐き！！」 「胃カメラは、うどんくらいの細さです」(先ほどのポスターより) そんなふっというどん、ねーよ！ でもね、装置とっても安産（？）だったの。 全然苦しくなかった。 鍛えてるから。 一回も｢オエ｣ってなんなかったよ。 お腹の中でカメラが動くの可笑しくてエヘエヘ笑ってたくらい。 もしかして私、見世物小屋でウナギの丸呑みとか、天職かもしれないって思った。 結果は、ただの胃炎。 だよね〜、食欲はあるわ、胃は痛くないわ。 何故3回も血を吐いたのかは謎。 朝の予定あっさり終了。 ＋ 昼〜夕方。 デート。 新宿と原宿を散歩。 暑い。暑い。暑い。 青山に移動。 カフェに入って席に付いた途端、彼氏がキレた。 理由、店員がオーダーを聞き取れなかったから。 余りに怒って、黙って席を立って外に飛び出して行ってしまった。 キチガイはこれだから！ ボケーっと待ってると、5分くらいで戻ってきて、何やら独り言を言いながら煙草を駆けつけ3本。 2時間ほどビールを飲んでお喋りした後、二人とも酔っ払ったまま、式場の打ち合わせに行く。 式場スタッフの話が退屈なので、出されたアイスティーをぶくぶくして、彼氏に呆れられた。 だって、あんまり真面目で当り障り無い事ばっか言うから、突然「ちんこ！」とか言ったりしたくなる。 はやく大人になりたい。 ＋ 夜。 主役不在で会合中止。 先輩の鬱が酷くなり、お母様に外出を止められた模様。 ニヤニヤ目で合図したり、イカゲソ一気に3皿食べたり、部長役押し付け合ったり、男も押し付けあったりした頃みたいに、早くまた元気になってね。 会えなくて淋しいって言うか、悲しい。 予定変更してデートの続き。 彼氏、8時〜10時まで2時間だけ仕事の打ち合わせ。 その間、彼氏の部屋でスパゲティ食べて待機。いかん、夕食にスパゲティは太る！ 彼氏が帰ってきてから、2時間かけて「ナミダノイロハキット」というサイトの日記過去ログを読破する。 ネ・ネタ？　これ、ネタ？違うよね？ むさぼるように読んでおいて、憂鬱になる二人。 先日の事故で車が廃車になるかもしれないので、カタログなど眺める。 どうせきれいに乗らんのだから中古でいいじゃん。そうだね。で話がまとまる。 日本人の車に乗るときの神経質さは、バリバリ日本っ子の私にも理解しがたい。 バック駐車なんて、ぶつけながら入れる位置探ればいいやくらいの、ダメかね。

08.02 やるせない気分

眠ってる間に、身体寄せたらギュウって抱っこしてくれると、凄い嬉しい。 起きてから聞いてみても、毎度無意識みたいだけど。 おかげで今日は、朝から機嫌がよい。 昨日、彼氏が100円ショップでリコーダーを買って、ピーヒョロ吹いていたことも許せるくらい。 男の人って、何で思い付きで、ばかばかしい物買うの好きなんだろう。 そいでさ、ちゃんと使うわけじゃないんだよね。 ちょっと遊んだら、その辺に散らかして置きっぱなし。 もしも無くなっても気付かないくせに、｢捨てた｣って言ったら絶対怒るべ？ 会社に送り出す前に、胃カメラごっことかをした。 オエッてなって涙出た、気持ちいい。 のん気にゴロゴロして居たら、智ちゃんからメール。 「先輩、昨日集合場所に来て、誰も居なくて帰ったらしいの。なんてことー！」 ってどういうこと〜？ 幹事ちゃんが延期をきちんと連絡しなかったのか、したけど伝わらなかったのか、先輩がちんぷんかんぷんなのか。 いずれにしろ、大好きな人が悲しかったことに変わりは無い。 無理して来て、一人で帰ったのかと思うとやるせない。 ＋ 彼氏の本棚から、『サイバラ式』（西原理恵子）・『鉄鼠の檻』（京極夏彦）・『ハルモニア』（篠田節子）を強奪。 『サイバラ式』を、帰りの電車で読破。 内容はさて置き、彼女ほどのセンスがある人が発してても、流行り言葉は時が経って聞くとツライんだな。 しかしナンシー関も、中島らもも、アレだけど、私この人が早死にしたら本気で相当悲しいと思う。 そう言えば、このところ本屋に行くと平積みになってる『ダ・ヴィンチ・コード』が読みたい。 ダ・ヴィンチも名を連ねてた秘密結社が、本当に有ったんだって。 最初の1ページだけ立ち読みしたの。 コード（暗号）って言葉、妙にわくわくする。

08.04 何故新宿

意味も無く新宿を歩く。 お買い物もナシ。 誰とも合わない。 空気だけ堪能して帰る。 帰　　　　る　の　　　　帰　　　　　り道 ふーくんからメールで、なんやかんや。 どうやら、私の地元最寄り駅で、友達とご飯を食べているらしい。 なによ、じゃあ挨拶くらいさせてよの勢いで、乱入。 ふーくん、皆でプリクラ撮る提案。 装置、プリクラ1年ぶりくらいよ。 恥ずかしかったわ！ 一緒に居た子、ベッキー似の美人だし。 でもね、ふーくんは写真には（自己の投影も含めて）殆ど写らないのに、プリクラは撮りたいと言う。 やっぱり、どこかに自分を残したいのかな。 ほんとは、みんな、何かしらの手段でやはり撮られたいの？残したいの？

08.05 ドレス

母と2人で青山まで行って、ドレス見て来た。 白とカシス色。 試着数少なすぎ（ウェディングは、4着中3番目に着たので決定。カラードレスは、1着目で決定）。 ちゃんとお店で観たのも、今日が初めてだし、後悔するかな。 そして青山まで出て行って、自宅から15分でも行ける平禄寿司（回転寿司）に入る母子。 質素だ。 出不精なクセに今日はちょっと嬉しそうな母上とバイバイして、私は打ち合わせへ。 ＋ アズマ氏と対面して、若さにビビる。 実年齢はプライバシーと思われるので書けませんが、ヘタしたら、私と同じくらいに見えます。 持って来てくれた写真のクオリティにもビビる。 「巧い！」って感じ。 撮影をする人の気合って云うのは本当に様々で、アズマ氏は凄い気合で恐れ入りました。 個人的にはシャッター押してくれる時に集中力が有れば、入ってても抜けてても気にならないのですが。 ついでに驚愕の話も耳にする。 自分についての虚偽の話が、web上の目の届かないところで書き込まれていたということ。 基本的に、自分の目と耳で確かめた事以外は話半分で聞きますが、どうも大筋本当っぽいな。多分。 私、ネット上で出してるほどの攻撃性やエロいムードは、リアルじゃ殆ど無いんですよ。 確かにサイト上で出してるキャラクターも私の一部としては事実ですが、かなりそういう面を前に出しているから。 一風変わった性格ではあるけど、結構温厚だと思うし・・・。 確かに酔っ払います、人に迷惑もかけます、でもそんなに人道外れたことまでしないですよ。 多分、「装置と会ったら、食われそうになった」とか書いてあったら、みんな信じるんだろうなぁ。 いや、私も第三者ならちょっと信じると思うもん。 あ〜あ〜、困るなぁ。

08.06 事件を呼ぶ

この日の夜から翌日の明け方にかけて、歌舞伎町でカヲリちゃんと撮影でした。 明け方に外で撮るため、深夜に会って、ラブホで仮眠。 午前0時、待ち合わせ場所に向かって、帰る人波と反対方向に歩いていくと、サイドから声がかかりまくり。 「おはようございま〜す！」 違う違う、私、御出勤じゃないから、違うから！ こう見えても、普段は門限12時のお子ちゃまですよ。 それよりナンパは無いのかね！ でもなんだか無視も悪いので「おはようございます」と返してみる私。 ところで歌舞伎町って、馴れると怖くないっていうか、暴力団にしろ悪徳商法にしろ、こっちが尻尾をふんずけさえしなければ意外と大丈夫だという感覚が私ありました。 ところが、とんでもない地雷が埋まってましたよ、あそこ。 ラブホテル街の一角に、ひときわボロい「楽苑」というホテルがある。 ホテル「楽苑」だ。 恐らくそこのオーナーと思われるオヤジ、バリバリの分裂。 前に京都のホテル泊まった時のおばちゃんもイカレてたけど、怒る系じゃなくて笑う系だったのでたいした被害は無かったんだけど、今回はちょっと。 カヲリちゃんと2人でホテルに入っていくと、60歳くらいの陰鬱なオヤジさまが登場。 異常に無愛想で話が噛み合わないし、いきなり呆然と突っ立ったまま1分ほど停止したり、無言でやってきてゴシゴシとカヲリちゃんのカートの車輪拭いたり、ちょっと怖いのよ。 後で思うに、フロントから土禁のこのホテル、外を転がしてきたカートをそのまま入れたのが大変癇に障ったのではないかと推測。 もしくは反同性愛者とかかな。 部屋に付いてからは 「さっきのオヤジ、凄かったね〜。いや面白いもん見せてもらった」くらいで 談笑し、衣装合わせをして、就寝。 そしていざ出ようと階下に行くと、スリッパのままなことに気づいたカヲリちゃん、オヤジさまに「預けた靴返してください」と言う。 私はスリッパのままの事を忘れ切ってたので、彼女がいなかったらスリッパのまま帰ったと思う。 で、なんとオヤジさま、拒否る。 「イヤだって言ったらイヤだよ！」 氷川きよしかよ。 押し問答の末、しまいには「そんなもん預かってない」とか「あんた達なんか泊めてない」とか、結構な剣幕である。 泊めてないなら、さっきカヲリちゃんが払った7000円返せって。 とどめに「警察呼ぶぞ！」 それこっちの台詞だし。 実際こっちで呼んじゃったし。 明け方の通報に、警官も引き締まった電話対応だったが、内容のバカバカしさで途中から話すペースもスローダウン。 ああ、私だって、こんなアホらしい通報したくないんだってば。 3分ほどでおまわりさん到着。 すごいはやい！！ 日本の警察えらい。 明らかに向こうの言ってる事おかしいのにさ、警官って意外と怒ってくれないのね。 ちょっと不満。 オヤジには謝っても貰えず憤慨しつつ、とりあえず靴は返してもらいました。 おかげで、夜明けに撮るはずが足止めくらいましたよまったく。 カヲリちゃんの彼氏は、新宿まで大道具持って来てくれたのに待たせちゃったし。

08.07 脱力

もうね、昨日飲酒して、寝なかったり寝すぎたりしたから、丸一日すっかりからだがおかしかったよ。 お酒の爪痕、一番辛いのは精神状態が不安定になること。 翌日、すごく憂鬱で神経過敏になるの。 毎回、「もう一生この精神状態が終わらないんじゃないか」って思って消耗する。 ヤク中みたいだなぁ。 「酒はドラッグ」、「タバコもドラッグ」、果ては「テレビもドラッグ」？ その言葉は聞き飽きた。 当たり前すぎる。 合ってる間違ってるじゃない。 いい加減、如何にも言いそうな人の口からその言葉が出ることに飽き飽きなのね。 紀子さんや田村亮子さんみたいな人が言ったら、ちょっぴり「おお。」と思うかも。 今、とても機嫌が悪いのだ。 彼氏がまた日曜日のデートの時間削減したから。 それで式場との時間都合で、先日決めたドレスを見てもらえなくなったから。 カラードレス、キャンセルしようと思ったんだけど、キャンセル出来るのは一週間までなの（要はクーリングオフ）。 キャンセルするとしても、似合ってはいたから一度着たとこ見て欲しかったのに。 ばーかばーか。 明日借りてくれる約束だったレンタカーの予約も忘れるし。 ばーかばーか。 仕事が一番で良いけど、それを免罪符にしないでよ。 ＋ ・・・って、おかしいなぁ。 夜テレビで「世界がもし100人の村だったら」（原作は書籍）を観て、心入れ替えたはずだったのに変わってないや。 ところであれ、どっちかと言うとテレビドキュメントより、あの淡々とした文章と数字のほうがクルんだけども。 テレビはやっぱ、編集があざとく感じてしまうよ。 ＋ 以下、聞きかじり程度にでも、この本の事を知ってるという方にしか解らない書き方になります。 ところでこの100人の村のお話、読める境遇にいると云うのは、既にほぼ全ての項目でより幸せなほうに属しているからだと云う考え方も有ります。 読むのは幸せな側の人間だけだということは、読んで気分が良くなる心理を利用して選民思想を広めているに過ぎないという意見が出てきます。 上手く要点をまとめられないのですが、 詳しくはこちらに。 でもそれを自分の心の中でどう扱うかは、読んだ側に委ねられているわけで、変な扇動力や押し付けは、無いと思いますがどうなんでしょう。 私は、気づくきっかけになる力が、大きかったことが評価に値すると思うんだけど。 しかし気づいたとて、翌日にはまたこの調子な私には、毒にも薬にもならないかもしれません。

08.08 かび〜

起き抜けにがぶ飲みした水の底に、白いカビが沸いてた。 将来の発ガン率、1％UPだ。 そんな水置いておく私もどうなのよ。 たった丸一日だったんだけど、ついつい置きっぱなしに・・・。 さて、デートだぞ。 ＋ 3時から7時までドレス屋3軒巡り倒して、ご機嫌麗しくなった。 いい飼い主に変われて幸せ。 最後の一店で、気に入ったドレスを見つけたとき、彼氏は言った。 「良かった〜。」 （見つかって）良かった（ね）〜 　ではなく、 （ああ、）良かった〜（これで何とか事態の収集が付いた） 　って思ってただろー。見え見えだこらー。 それからご飯を食べながら、映画の話とか、中学時代の心象風景とか、 ああなんかこうやって書き上げると案外マトモな会話してんだな、というようなことを話して帰宅。 でもやっぱり「もっと言葉責めしてね」とか言う会話もしたわけで。 それ聞いて「ちんこ膨らんだ」とか答える彼氏なわけで。 そこって、バーのカウンター席な訳で。 バーテンさん聞こえないふりで。 今日も律儀に、12時までに帰宅。 ＋ 帰ってBBSの書き込み見て、驚愕。 カヲリちゃん、私そんなに凶暴でしたかっ。おお。 最近、リアルで有った人に、装置の温厚さを流布してもらおうと思っていたのに、装置酔うと与太者説に一票だ。 あれさぁ、私内心ホント怖かったのに、誰に話しても、 「えーそんなんで警察呼んだん！？」って笑われるのよ。

08.09 酒飲んで思い詰める時の思考

自分で、正義なんて見つけられらない。 だから、信頼できる他人の正義についていきたい甘えん坊っぷり。 私は、ばかだから、一定以上の思考も思想も知識もない。 正しく在りたいのに、失敗と肥大した自我の主張ばかり。 今日は訳が解らなくなるほど悲しい。 理由思い当たらず。 けど 私はすぐ忘れるから、きっと明日は普通に楽しかったり、普通に楽しく無かったりするだけなんだろうな。 知らないけど。 とりあえず、彼氏の携帯が壊れてるのは幸せです。 期待しなくていいから。 なんでこんなに不自由無く暮らしてるのに、ボロボロ涙でるのかわからん。 ＋ ・・・と、ここまでは、今日酔っ払って支離滅裂な時の、日記です。 それにしても、今日の涙はものすごかった。 理由がホント思い当たらないのに、ボロボロボロボロ。 いったい、どういうことだったんだろう。 ＋ でもね、今日も歯医者で、かなり楽しかった。 歯医者さん、詰め物取ってる時、ポロリと喉におとしたのよ。 あわあわと 上半身あげてうがいしたら・・・ バシッ！ 痛いよ、何すんのよ。 「しっかり吐いてね！」 背中をたたかれたわけど、ありえない力強さ。 私に恨みでもありますか？ しかもピアスの位置について、また「恐ろしい人だ」とのコメント。 そんな、ピアス如きで、人格レベルのコメントしないでよ。

08.10 オイタはダメよ

やや前だけど、言い忘れてたことが。 日記を読んで下さっている方の中で、わざわざ彼氏の会社調べて、ここの内容を色々とちくりメールをする方が複数居るのですが。 辞めちくれ。 私ね、彼氏にサイトのURL隠してないのよ。 男友達と遊んでいるのも、過去の小汚い話も、彼氏は知っているので。 結局その話が一周して、筒抜けで私に回ってくるだけですよ。 ＋ 最近クローンチンポを作成したハンク氏。 持ってくるかと思ったら、 「酔っ払って、振り回しながら暴れられたらイヤだから、持ってこなかった」だと。 うん、確実に振り回す、だろうね。 解ってるね、君。 カラオケ屋で怪電波な会話を2時間。 中島らもの死因がどうのとか、お金が無いから宝くじを買ってるというダメ話やら、洗濯機の値段とか、HP運営での苦労話など。 「オモテに出ろ！ここは飛行機だ！」のネタで異常に笑う。 うてゅう。 今書いてて、別に面白く無い。 面白くも無いことで、ケタケタ笑える気分になるトコがうてゅう。 はんくくん、カワイイ指輪をしてたので、強奪。 着ていたワンピースをアオミドロのようだとコメントされ、殺意。 ああ確かに、冬場のプールみたいな色さ！ 歌って更に2時間。 帰り道、セミを捕まえて、電車に乗り、電車内でセミを暴れさせようともくろむ私。 セミは暴れなかった。 今思うと、それでよかった。 酔いが醒めていくとき、精神状態が幻覚を伴わないバッドトリップみたいになることが有ります。 普段は大体家に帰ってからだから、友達を困らせたりはしない筈だったんだけど。 今日は、急にハンクが自分に危害を加える相手だと云う意識に支配されてしまった。 ハンクが怖くて仕方なった。 ヤク中みたいだなぁ。 ほんとのヤク中だったハンクくん、なだめ上手。 安心。

08.11 翌日日記

午前中は、10日に飲んだ酒が抜けずにダル〜ッとしていました。 今は12日の午前中で、この日に飲んだ酒が抜けずにダルいです。 ビール4杯しか飲んでないのにおかしいな。 とは言っても大ジョッキ。 緊縛写真家レイジさんと、打ち合わせだったのです。 最近、沢山打ち合わせしている割に撮ってないよな。 もしやもしや、私が打ち合わせだと思っていたのは、全部ただの楽しい飲み会だったのか！？ ・・・。 レイジさん、優しい人でした。 優しい人は変態です。 だからレイジさんは変態です。 きれいな三段論法です。 きっと、未だ見ぬ彼のコアなあたりは、すごいことになってるんです。 楽しみです、撮影が。

08.12 劣勢

く・くやしい。 勝てん、て言うかだんだん劣勢になってきた。 完　全　に　、　か　ら　か　わ　れ　て　い　る。 歯医者ね。 今日はもう、一発KO負けですた。 開口一番。 医「あ、お風呂入って来たでしょ」 R 「・・・！？」←ホントに風呂上りだった。 R 「ち・違いますけど何かっ！？」←異様に恥ずかしくて何故か嘘 医「うなじの毛が濡れてるよ」←これね、アリエナイの。しっかり乾かして出てきたから R 「あぁぁこれは汗でｓ※＃ё\\\」 医「へ〜〜〜、そんなに汗かいたんだ？」 歯並びについて執拗な攻撃。 もうダウンしてんのに、タコ殴りですか？ 治療しながら 医「ん〜〜〜、だんだん前歯気になってきたなぁ」 R 「あ〜〜うえぅえうううえぅ〜〜〜」←口開けられてて喋れない 医「でもこのくらいなら愛嬌だよ」 R 「わわんうぇうぅお〜〜」 医「いいじゃん、ウサギみたいじゃん、て言うかビーバーみたいじゃん」 R 「・・・。（酷い・・・。）」 医「僕なら許す。うん、許すけどね」 R 「・・・。（一人で喋るな）」 医「（看護婦さんに）ねえねえ、見て、見て。この歯さぁ、別にカワイイよねえ？」 R （振り払って起き上がり） 「うわ〜ぁ、まじでやめてください人にまで見せないでくださいよー（涙）！」 可愛い看護婦さんが、私の右から左側にある器具に手を伸ばしたとき、チチが目の前に来たのが、収穫だった。 ＋ その後、末ちゃんと映画。 ヤン・シュヴァンクマイエルの映画祭。 シュール。 さっきいじめ抜かれた分、いじめ抜く。 だって末ちゃんはデブ。 巨デブ。 約0.1トン。 「通れる？」（自動改札にて） とか、 「お腹痛い」って言う末ちゃんに「お腹空いただけじゃないの？」 とか 言いたい放題して、ちょっとスッキリ。 わがまま放題・失礼放題言うほど、何故か楽しそうにしてくれる。おおらかな人だ。 久しぶりに会って楽しかった。 デートの時間までハンズぶらぶら2時間も付き合ってくれたのでした。 ところでハンク君、見てますか？ 君がクローン・チンポ作った素材はかなり人体有害みたいっすよ。 ご使用の際はゴムつけなされ。 ていうか、型取りも危険って聞いたよ？ ＋ 午後8時、ようやく彼氏と会う頃には、心も体も疲れ切っていたのでした。 本屋で金城武の整形っぷりに嘆く。 私、腫れぼったい目の人好きなんだ。 全体は精悍で、目だけがアンバランスに腫れぼったいのが好いのです！ その後、店員がみなインド人のカレー屋に行く。 おばさんは、ぶっきら棒だったけど、店の隅で遊ばせてる子供の頭を時折撫でる時の仕草がすごく優しかった。 帰り、彼氏に、電車で最寄り駅まで送ってもらった。 今、車は手元に無いから。 学生の時の彼氏は、たまにしてくれたんだけど、時間がタイトな今の彼氏にそういう概念は無い。 今日だってデートが終わったらまた会社に戻るくらいだもん。 でも、帰る時間も早かったから、自分からお願いしてみた。 「送って？」 「う〜ん」 「迷わないでよ〜ぉ。二つ返事して！」 「う〜ん」 むかつく。 でもしてくれたから、まぁいいか。 今日は「私、見世物小屋の蛇女になりたい」と言って、反対されまくった。 胃カメラあんなに上手に飲めたから、絶対向いてる。

08.13 やりたい事やらなきゃいけない事

今日は、殆ど一日ボーっとしていました。 多分あとちょっとで悟りを開けてたと思います。 釈迦は別に木陰でボーっとしてた訳じゃないって？ だよね。 ＋ 電話ばなし。 普段はマナーモードすら消し、自分から電話はしないし、誰の電話も取らないと宣言している頑固じじぃのような私です。 緊急のときはどうするって？ 携帯メールはチェックするので、先に電話予告して貰ってから、かけたりかけなおしてもらったりしてるのよ。 あと、待ち合わせ中はON。 自宅なので、家電は常時ON。 何かしら、かかって来るかもっていう心当たりがあるときも、ON。 でもね、何も困らないよ。 最初説明するとき自分が面倒＆相手に変に思われるだけ。 おしゃべりが趣味のひとつなのを否定する気はさらさら無いけど、如何に不必要な電話が多いかは、電源切ってみれば良く解るわよ。 しかし、私も月に一度くらいは暇と淋しさの襲来を受けるのさ。 かと云って普段からそんなんしてるのに、自分が淋しい時だけ友達にかけるってのも虫が良すぎるじゃない。 そこで犠牲になるのは、彼氏である。 私は、お仕事中でもお構いなし。 今日も何回もかけちゃった。その度にあしらわれて切られるんだけど。 ・・・。 この話ツマンナイね〜。 いつもツマンナイけど、今日は書いてる自分すらツマンナイから、やめー。 また彼氏に電話でもしようっと！

08.14 機嫌悪！

相当に機嫌が悪かった。 デート不足、金欠、暑さ、この3つが重なると、私は凶悪化します。 凶悪化って言うか、性格の悪い子供のようになります。 しかし3つって言っても、暑さ以外は殆ど常にその状態なので、要は「暑いと凶悪」だよと。 彼氏以外では、マサカズや不二君が目撃済み。 マサカズには春頃「暑くなる前に遊ぼう」と言われたほどです。 今日は、一週間ぶりのデートがはじまるなり暑さでファンデーションが崩れて、でもファンデーションが無くて、それなのに新しいのを買うお金が無かったので大騒ぎでした。 「こんな薬局に連れてくるなんて、薬局で売ってるファンデーションで充分だって言いたいんでしょ」（実際充分） とか言ってみたり、 「もう歩けない」と座り込んだり、目茶目茶。 でも、ファンデーション彼氏が買ってくれて、涼しい家についた途端、急にご機嫌に。 3つの不機嫌要素が、全て消し去られたわけだ。 我儘な女はカワイイとか言ってる男性はな、今すぐかかって来い！ 二度とその言葉、口にできなくしてやる！ 彼氏が一度会社に行って帰るまでの間に、チーズソースのタリアテッレ（パスタ）と、 ※　私信：ショーグンさん、「パスタ」と、「ポイ捨て」を口にするたび、あなた様を裏切ってるようで胸が痛みます。 丸ナスのひき肉チーズ乗せ焼きと、トマトの野菜炒めを作成。 ヘルシーイタリア〜ン。 このメニュー、少量のひき肉しか使ってないのに「肉抜き感」が全然無いのがポイント。 ご飯を食べ、今度二人で作ろうというバカビデオの相談などをしてるうちに、夜は更け午前4時。 夜這いプレイをしていたら、まじで寝た。

08.15 ライブ

彼氏宅滞在継続中。 お昼頃から『嗤う伊衛門』のDVDを鑑賞。 朝起きてから観終わるまでの間中、えっちなことしたくて誘いまくってるのに彼氏が全然気付いてくれなくて激怒。 いつもは浴びない時間にシャワー浴びたり、いつも部屋ではTシャツなのにキャミとパンツで居たり、ベタベタベタベタくっついたりしてんのに、何で気づいてくれないんだ〜！ 泣いて怒ったら、「言わなきゃわかんないよ〜」だって。 具体的に何をしたか列挙し、「そいだけやったら、言ってるのと同じじゃんバカー！」と二度ギレ（泣き）。 彼氏、ごめんごめんと謝ってたけど、めっちゃウケてた。 笑いすぎ。 ＋ 夕方から、彼氏がお世話になってる方のライブを観に、渋谷ラ・ママに行ってきた。 殺害塩化ビニールというレーベルのイベント。 彼氏の弟さんと遭遇してびっくり。 彼氏の知人は、デス演歌を歌っていた。 デス演歌ってなに〜！？ しかも、「お世話になっている」という言葉から想像がつかないほど、ばかバンド。 その人は汚い白塗りにハリセン持ってて、横にガンダムキャラ（セーラさん？）のコスプレ。 ＋ 『嗤う伊衛門』は、凄くきちんと創られていた。 ストーリーも演出も編集も、かなり実験的な事をやっているんだけど、どの実験もほぼ成功してるように感じた。 ストーリーは、原作（京極夏彦）が有ってほぼ忠実なのだけど、省略がとても巧い映画だった。 ふだん『水戸黄門』みたいな時代劇を見てたら、言葉は現代に直されちゃってるでしょ。 中途半端にそれっぽい言葉遣いだけど。 江戸時代の言葉の再現を聞くっていうのは、思った以上に新鮮なことだと感じました。

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