2002.11.16-30 |
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11.16 立島夕子個展「ミルラ」に行く(1) |
彼氏と会って、立島夕子さんの個展に付き合ってもらった。 行きの車中で、ダーリンからメールが来た。 今まで他の男性に目移りしても全く気付かないか意に介さなかった彼氏が何故か、返信してる私に一言「…「好き」って打ったの?」と尋ねた。 笑ってごまかした。まだ本当の事が言えない。 ちなみにその時のメールの内容は、ごく普通の連絡事項だったが、 ついでに「スタジオに向かうため新宿を歩いていたら、理由もなく4人の警察官に囲まれて職務質問&身体検査をされ、挙句に注射跡のチェックのため腕まで捲られた」というナチャケナイ記述付きだったのがまた泣かせる。 個展はパフォーマンスライブの日であった。彼女は妊婦を演じていた。 驚くほど体形が変わっているのはパフォーマンスのためか、それともその状況を生かしてこのパフォーマンスなのか。 |
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11.17 立島夕子個展「ミルラ」に行く(2) |
昨日パフォーマンスライブが有ったため集客が良く、作品をゆっくり見られなかったので出直した。 ある写真作品を食い入る様に見つめ・撮影すること5分程。 地面から「うぅ」といううめき声が…? びびりまくって下を見ると、足元に立島さん、黒い布を巻いて転がってらっしゃる。会場が全面黒いのでまるで気付かなかった。 「だぁれ・・・?」とか尋ねられて少し会話をしたような…。余り記憶が無い。 他の御友人に「今ね、ここでオブジェと化してるの…」と消え入るような声で話していた。 「こんなとこで寝たら風邪ひくよ」「好きなケーキ買ってきたのよ」と言う御友人の声と、立島さんの声の間に、日常(平常心)と非日常(狂気)の分厚い壁が見え隠れしていました。それもパフォーマンスなのだろうか。 この日、ダーリンの家に間借りすることが決定。カモフラに(親の手前)自分の家も借りるが。 |
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11.18 近いとは言えど外国 |
すえちん、台湾出張から一時帰国。 「滞在がいきなり5年に延びた」って、殆ど電波少年的。 すえちんは、どこに行ってもたくましく生きて行くなあ。実はすごーく繊細なのにえらいなあ。 しかし、何度も壊れそうになったとこを見ているから、さすがに5年は心配だ。 レースをする為の、目の手術代と車の整備費の為に長期出張を決意したそう。 さみしくなるけど、頑張って欲しいものだ。 |
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11.19 部屋探し |
これから3ヵ月だけカモフラに借りる家を探しに、不動産屋に行った。 ダーリンが仕事を抜けて付いて来てくれた。 殆どダーリンのとこに間借りするとは言え、半分くらいは自分の部屋にも居る事になるのでナカナカ悩む。 お金をかけるのも勿体無いけど、ボロボロなのもなぁ。。。不動産屋にて、自分の交渉能力の皆無さに萎え萎え〜〜。 |
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11.20 ポン。 |
Gポンと渋谷青山に買い物に出かけた。この人は、昔の彼氏である。今は友達。 付き合ったのは3ヵ月だけだったけれど、知り合って3年。もしかすると4年付き合ってる彼氏よりも長い時間を一緒に過ごしたかもしれない。 私の事をよく解ってくれていて、私が元気がない事は隠しても恐ろしいほどすぐ気付いてしまう。 私は、いつも悲しい気持ちを押し殺してるような、この人の感じが好きである。 きっとすごく傷つきやすいから、最初から物事に期待をかけないようにして平静を装ってるんだ。 |
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11.21 面接 |
退社以降、1年ぶりにアルバイトを探した。 考え始めると二の足を踏んでしまうので、勢いで電話をし、その場で履歴書と写真を揃えて面接に行った。 1つは本屋、1つは画材屋(ご存知世○堂)。世○堂はバイトのくせに2次まで面接があるらしく、1次はパス。明日社長面接らしい。 結構大きなグループなのに、末端バイトまで社長面接!?緊張する。 本屋では「感じ良いけど、力無さそうで棚卸しとか大丈夫?」との渋いお返事。 |
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11.22 マグノリア |
明け方2時から5時くらいまで、ずっと一人で死んだフリをしていた。 本当に死んだような気がしてきて悲しくなり、泣いた。 『マグノリア』のサウンドトラックを聞いてると、ほんといつも死んで行くような気分になる。 午後。酒をあおって世○堂の社長面接に行った。これで受かるのもどうかと思う。 帰り、ダーリンが仕事を抜けて送りに来てくれた。ダーリンはインフルエンザで9度近く熱があるのに明日はロケハン。本当に体を大事にして欲しいです。 |
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11.23 終わり |
そして、今日からはダーリンの事を「彼氏」と綴るのだろうか。 いやなんか、ダーリンには「ダーリン」がしっくり来るのだ。 ダーリンは、デートのたびに高い居酒屋だけど、私あなたとこうして500円のカレー屋さんで「おいしいね〜」って笑ってるほうが落ち着くって気も、まだするのだ。 |
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11.25 いいから動け私! |
彼氏との別れ、バイトの面接ダブル落ち、ダーリンの過去、愛人と別れた代わりに訪れた経済困窮状態・・・。 今一体自分が何にショックを受け、どうして落ち込んでるのか判断できない。 今日は1日何もできなかった。 少しでも早く引っ越すために、お金が必要なのに。引っ越す気力自体が枯れてしまったのか。 |
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11.26 喩えるなら吉田美和 |
元同期のマサコと飲みに行きました〜。 いつも生き生きしてて、お日様のようで、オデコがテカッてるから、まぶしいよマサコ! 全メニュー380円以下とかいう飲み屋に連れこんでごめん。 会社にいた頃から、マサコとお昼ご飯を食べると、午前中にあった嫌なことは全部吹っ飛んだよ。 1年ぶりだったけど、そういうとこも全然変わってない。 |
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11.27 謎の人 |
「得意技→ピンチの時のみ発動できる胸からの催眠光線とウィンク悩殺光線で敵をキリキリ舞いさせる」 とかいう企画書とコンテを手に、ダーリンは銚子へと撮影へ出かけた…。 アーティストにはサルの気ぐるみを着せるらしい。 私がアーティストなら、あなたにはプロモ頼まんよ絶対・・・。 明日は家で待つ! 帰ってきたらどう出迎えていいか、照れる。 目覚ましテレビで、ちょこっとその撮影時の様子が流れるらしい。チェックチェック。 |
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11.28 だらだら日記 |
ダーリンに「家で待ってる」って約束したものの、駅から家までの道で迷うという見事なボケっぷり(鍵も無いっての)。 仕方ないので仕事ちと抜けて家まで案内してもらった(3度目)☆ 何も無い部屋なので、4時間ほど只ぼーっと帰りを待つ。 その間、棚にあったカナディアンクラブを無断で飲みまくり、ヨッパでお出迎え。 深夜になってしまったので2人で宅配ピザ食べて、して、就寝。 朝起きてまたして、冬場に暖房なしで汗だくだ。 見送ってもらった駅改札で別れ際に「帰ったらゆっくり寝てね〜!」と叫ばれてカナリ恥ずかしい思いをしつつ帰宅。 |
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11.29 父ムコを見初める |
すえちんが、九州出張のお土産を持ってお茶飲みに来てくれた。 台湾に行くまで(なんか行かないとか言う話も浮上。上司の都合に翻弄されるすえちん…)束の間の休養期間中。 すえちんは、ほんと頭の回転早いしソツないし物怖じしないから、どこの家に行っても両親に気にいられてしまうようで。 ウチの親との接触は3時間居たうち5分ほどだってのに、帰ると同時に父が「是非ウチの婿にもらってきなさ〜い」発言。 う〜〜、素敵かもね。でもこないだ断っちゃったよ。。。 |